ご注意ください!! 「狩猟が行われています」

野付半島は、道立自然公園を始めラムサール条約登録湿地であり、北海道遺産、フライウェイネットワーク参加湿地などたくさんの自然環境保全に関わる指定を受けております。しかしながら、以下のように野付半島先端部と茶志骨川河口の一部が、「鳥獣保護区」の指定から外れており、狩猟期間は正式な申請があれば狩猟が可能な区域も存在しておりました。


 このことに関しましては、「鳥獣保護区」指定外の2つの地域は野付半島の中でも、特別天然記念物のタンチョウや天然記念物のオジロワシの繁殖地があること、天然記念物のヒシクイ、コクガンの集結地であること、絶滅が危惧されるアカアシシギの繁殖地であることなどから、早急な野付半島全域の「鳥獣保護区」指定を要望してまいりました。また急激な自然や観光への興味関心が高まり、日本国内はもとより外国からの観光客やカメラマンなどが多数訪れる様になり、両者の人身事故も心配されることから、これまでは地元猟友会の皆様の自発的な配慮で狩猟を自粛して頂いてた経緯があります。


しかし、今回は正式な狩猟申請がなされ、野付半島先端部での狩猟が現在行われるようになった状況が生じておりますので、早急な対応としては、狩猟者の方と一般の観光客・旅行者の方の事故が発生しない様、注意を喚起しているところです。

是非、皆様も野付半島先端部においでの際は、下記に気をつけていただき、ご注意願います様よろしくお願いいたします。


なお、この「鳥獣保護区」指定外の取り扱いについては、現在、行政や関係機関とも情報を共有し、野付半島全体の利用に関する協議を進めながら、今後は安全で適正な管理保全ができるような対応を考えて行くことになります。ご協力よろしくお願いします。




狩猟者の皆様へ

 鳥獣保護区等位置図において改めて確認お願いします

 車馬等乗り入れ規制区域であり、海域、汽水域方向は規制区域です。

 観光客も入り撮影も行われているため、誤解される通報される可能性もあるのでご了承

 ください。


狩猟者以外の皆様へ

 こちらは突端まで可猟区です。

 狩猟が行われる場合がありますのでご注意願います。

 万が一、事故及び誤解からトラブルが発生しましても当事者同士での解決となりますこと

 をご確認ください。





野付半島野鳥観察舎情報サイト

野付半島にある野鳥観察舎(ハイド)から観察できる野鳥を紹介します