半島新企画「氷下待網漁体験ソリツアー」
野付湾や風蓮湖では湖面が凍りつく厳冬期に、氷を割って網を入れる、「氷下待網漁」が行われてきました。獲れる魚種はコマイやカレイ、チカなどです。かつては冬季の主要な漁法で盛んに行われ、そこで廃棄される雑魚に多くのオオワシやオジロワシが集まり、厳冬期の風物詩となっていました。
しかし最近は、冬季は外海のホタテ漁が盛んになり、この伝統的な漁法である「氷下待網漁」を行う漁師さんも少なくなり、それと共に集まるワシ類もとても少なくなってしまいました。
そこで新企画として、「氷下待網漁」を行っている漁場まで凍った氷上をスノーモービルで挽くソリで行って、その伝統漁法を間近で体験しようというツアーが始まっています。
長い間、地元で大切に行われて来た伝統的な漁法を守るとともに、絶妙なバランスでワシ類との共存を続けて来た、この「氷下待網漁」を巡る持続可能な素晴らしい漁法をこれからも保全したいという想いもある企画です。
興味のある方は、野付半島ネイチャーセンターまで是非、お問い合わせください。
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